某会社本社社屋様の外壁改修工事を行いました。
平成9年(1997年)に竣工した本社社屋の外壁に劣化があり、当社への外壁改修工事をご依頼いただきました。
新築時の施工は弊社ではない会社で行った建物で、当時の仕様や材料は不明でした。
施工概要
外壁改修工事
鉄筋暴露補修工事
クラック低圧注入工事
外壁塗装工事
Before After

社屋前方外壁 着工前
経年劣化により、外壁全体にひび割れが入ってしまっています。場所によっては鉄筋が暴露しており、構造へのサビの影響が気になる部分もありました。

社屋前方外壁 施工後
洗浄等を行ったのちにクラックの補修・欠損部補修などを行ってから、塗装を行い、風合いのある仕上がりとしています。

社屋後方外壁 着工前
表側だけでなく、後方部分の外壁もだいぶ劣化が進んでいました。

社屋後方外壁 施工後
こちらも劣化部分を取り除き、欠損部分を補ってから、塗装や仕上げを施しています。

外壁のひび割れ 着工前
表面のひび割れが目立つ部分。

外壁のひび割れ 施工後
きれいに修復完了。
改修作業詳細

施工前
建物全体的に、コンクリートの劣化や剥がれ、ひび割れが見られる状況。

高圧洗浄
汚れや劣化部分、古い塗装などを高圧洗浄機で洗い流し、表面を滑らかに整える下処理をはじめに行います。

着工前 鉄筋暴露部分
鉄筋がコンクリートから飛び出して錆びてしまっています。駆体の劣化の恐れもあります。

鉄筋暴露補修
錆びた鉄筋を取り除き、腐食が進まないように施工します。

鉄筋暴露補修
パテで穴を埋めていき、きれいに整えていきます。

鉄筋暴露補修(断面修復)
滑らかな平らになるまでていねいに施工を行います。

クラック低圧注入
ひび割れがひどい部分には、専用の器具を用いて、ひび割れ内部にエポキシ樹脂等の補修材を加圧して注入し、補修しました。

クラック低圧注入
築年数の高い建物の場合は、施工図面等も残っておらず、当時どのように施工されたのかがわからないことも多くあり、その場合は職人の経験値と知識を生かして施工を進めていきます。

欠損補修

パテ処理
仕上げ作業詳細

プライマー塗布
今回の工事では、コンクリートの上に塗装をして風合いを出すため、プライマー処理(下塗り)を行い、塗料がコンクリートに染み込むのを防ぎます。

ファンデーション処理
次に、外壁の中塗りです。塗装の上塗りをきれいに発色させるための塗装を行います。

グラデーション処理
複数の色を段階的に変化させて塗り重ね、立体感や奥行きを出す塗装方法グラデーション処理といいます。

アクアベール1000塗布
今回はコンクリートを保護しながら、その風合いを活かす「アクアベール」で仕上げていきます。

アクアベール1500塗布

仕上がり
完成

完成

完成

完成

完成

完成
