長野県飯田市で1920年に設立された伝統ある農業高校です。
校舎の屋根材にサビが見られ、表面鋼板の劣化が進行していたため、既存屋根に金具を取り付け、大きめの働巾(はたらきはば)でカバーしました。
環境にもよりますが、トタン屋根の耐用年数は15〜20年と言われ、経年劣化によって、色あせや塗膜のはがれ、サビなどが生じます。
これらを放置しておくと屋根に穴が開き、雨漏りなどの問題を起こす可能性があります。
また、強度の弱い屋根などは、台風などの強風によって屋根が飛ばされてしまうリスクもあります。
普段はあまり屋根の部分を目にすることはありませんが、色あせや赤サビ、塗装のはがれが著しい場合は、腐食による雨漏りが発生する前に改修を検討されることをおすすめします。