MESSAGE
苦労を乗り越えた先にある感動。
横山 史朗
甲府支店長
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横山 史朗
甲府支店長
入社してもうすぐ30年になります。甲府支店の支店長として全体を管理しながら、私自身も現役の営業マンとして顧客を廻っています。力を入れているのは部下の育成です。このほど社長が交代し、会社全体としても世代交代が進んでいます。当支店も従業員を増員するなど、企業を繁栄させていくための組織作りに取り組んでいます。
前職では事務機器の営業をしていたのですが、得意先だった南信工営の当時の支店長から「うちで働かないか」と声を掛けていただきました。全くの畑違いの業種だったので迷いはありましたが、「大変だけど本当にやりがいのある仕事」と聞き、チャレンジしたいと入社を決めました。
当時は現場で職人に怒鳴られたり、顧客から無理難題を言われたりして悩むこともありました。それでも辞めなかったのは、苦労を乗り越えた先に感動と自分自身が成長していく実感があったからです。そうした経験や想いが原動力となり今日に至ります。
当社の社員は皆が誠実で責任感が強く明るい性格です。建設の仕事は一枚の図面から始まり、何千万、何億もかかる建物を何もないところから皆の力で完成させるという難しさがあります。また、契約単価が高いため数量や単価を間違えると会社に大きな損失を与えてしまう可能性があります。そのため、より細かなところへの目配り気配りが大切となり、誠実さと一人ひとりの責任感が重要です。これはどの企業・職種でも求められますが。
建設業には『仕事が明るい』という言い方をされることがよくあります。現場では危険を伴う作業も多く、決められた工期の中で多くの業者が自分たちの次に入る業者に迷惑を掛けないよう建設会社が立てた計画(工程)に沿って襷を繋いでいきます。そのためには何事も明確ではっきりと物事が言える、しっかり判断できる人が必要となります。そのような人財が『仕事が明るい』と称されます。その結果、安全で高品質、仕上がりの良い建物が完成するのだと考えます。 仕事も明るく、性格も明るいのが当社の社員の特徴です。
売上が無ければ企業は存続できません。しかし売上が第一ではありません。南信工営の社名にはそうした思いが込められています。「営業」よりも前に「工事」がある。工事を中心に据えた会社なのです。当社の営業職は皆が現場を経験しています。商品知識だけではお客様に説明できないですし、信用もしていただけないからです。
目先の利益だけを追い求めるのではなく、お客様や地域社会に確かな価値を提供することが私たちの使命です。社員全員が同じビジョンを持って進んでいることが南信工営の何よりの強みです。
現場では元請さんや職人さんなどいろいろな立場の人と関わります。そうした中で人間力や管理力、コミュニケーション能力が磨かれていきます。もちろん楽な仕事ではありません。つらいことや悩むこともあります。そのために上司、同じビジョンを持った明朗快活な仲間がいます!苦労した分だけ、周りの方たちに認められた時、お客様に喜んでいただいた時の感動は大きいものです。それほどの感動を味わえる会社はなかなか無いとわたくしは思っております。自身の成長の度合いが大きく感じられることがやりがいにつながります。
新卒の方に限らず、社会人経験を積んでもっとやりがいのある会社で働きたいという方の中途入社も大いに歓迎いたします。私たちと一緒に山梨県を、そして建設業界を元気にしていきましょう!